食事に塩分を摂りすぎると、血液中の塩分濃度が上がります。
体は、浸透圧を一定に保つため(塩分濃度を下げるため)、血管の中に水を浸透させます。
このため、血管は血圧が上がり、高血圧となります。
体の体重の60%は水分です。その水分の内の60%は、60兆個の細胞の中にあります。
30%は、細胞と細胞の間の「間質」にあります。残りの10%が血液の中に含まれます。
体の中で、間質に多くの水が溜まっている場所は皮膚です。
血液中の塩分は、腎臓から徐々に排出されますが、間質水に取り込まれてバランスを保ちます。
マクロファージは、皮膚の間質水に塩分を感じると、皮膚に集まり、リンパ管を形成して間質の塩分濃度を下げる働きをします。
この「マクロファージ」の塩分濃度を下げる働き(血圧を下げる働き)のためにも、「LPS」によって、マクロファージを活性化・元気にしておく必要があります。