1.保水・ 保湿力・水和力
水をしっかりとキャッチ!肌をシットリ保ちます。
食品の品質保持・乾燥防止・凍結抑制等の効果があります。
2.血糖値にゆっくり作用
1g当りのカロリーは4Kcal(ブドウ糖と同じ)
血糖値にゆっくり作用、負担をかけません。
3.持続的エネルギーの供給
多くの昆虫の血糖はトレハロース。小さい蜂が長時間飛べるエネルギーです。
『 夢の糖 』と言われ、古代から地球上に存在して、生命と関わってきた天然糖質です。
分解すると2つのブドウ糖になります。
馴染みのある砂糖は、ブドウ糖と果糖になります。
砂糖は強い甘みが有り、即効性のエネルギーです。
人のエネルギーは、砂糖(ブドウ糖)です。
トレハロースは穏やかな甘みで、持続性のエネルギーとなり、血糖値には、ゆっくり作用、人の体を、穏やかに保ちます。
昆虫のエネルギーは、トレハロースです。
キノコ・海草・パンや酒の酵母に多く含まれます。
昔は、酵母を培養・抽出していた為、非常に高価な素材でしたが、今は、でん粉を酵素で分解して作り、量産化に成功しています。
天然物であるため、安全性についても、国内外で広く確認され、優れた機能性が認められて急速に用途を広げています。
12月も後半に入り、家庭で大福を作ったり、お正月に向けてお餅を搗く準備を始めたりする機会も増えてくる頃とか思います。
お餅は搗きたての時はやわらかく美味しいのですが、時間が経つと硬くなってきますよね。
これはお餅に含まれるでん粉が時間の経過とともに老化するためです。
このでん粉の老化を抑制し、お餅をやわらかく保つことに一翼を担うのが「トレハ」です。
「お餅にトレハを使うとやわらかさが保てる」ということをご存知の方は多くいらっしゃるかと思いますが、お餅を作る時にトレハをどのように使うかわからない、というご質問をよくいただ
きます。
そこで今回はお餅を作る時のトレハの使い方についてご紹介いたします。
【トレハ使用ポイント】
トレハを溶かした熱いシロップを、お餅を搗く時に数回に分けて入れ、よくなじませてください。
お餅は蒸しあがり時の水分が少ないとすぐに硬くなってしまいます。
まずは水分を十分に含ませて蒸し上げる事がポイントです。
かつては手水で足りない水を加えていました。
それに対して、餅搗き機で蒸し、搗く工程で手水も入らない餅は水分が少なく、トレハを粉のまま加えると逆効果になる事も。
そこで、トレハをお湯に溶かしたトレハシロップを数回に分けて加えます
水だけだと一時的にはやわらかくなりますが、やわらかさが長続きしない上、水分が増えてカビが生えやすくなることもあります。
トレハシロップなら手水の役割をしつつ、トレハの固形分があるので餅全体としては余計な水分は増えず、やわらかさを保つ効果が期待できます。
ただし、トレハを加えるとカビが生えないということではありませんので、ご注意ください。